【医師監修】ザガーロの副作用の種類と可能性について解説

2019.08.01 更新
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男性型脱毛症の治療薬として注目を集めているザガーロ。

男性型脱毛症治療薬のパイオニア的存在でもあるプロペシアよりも高い発毛効果があることから、薄毛に悩まされている男性には明るい材料となっています。

ただ発毛効果が高い分、副作用を心配する方も多いようです。

そこで今回は、ザガーロの副作用にはどんなものがあるのか、また副作用の起こる確率はどれくらいなのかについて解説するとともに、ザガーロの正しい服用法を解説したいと思います

— 目次 —

そもそもザガーロとは

ザガーロの副作用について解説する前に、そもそもザガーロとは何なのかについて知っておきましょう。

副作用を恐れるだけでなく、効果についても正しく理解することが重要です。

AGA治療薬

ひとことで言うと、ザガーロは男性に見られるAGAの治療薬です。

AGAは英語の「Androgenetic Alopecia」の頭文字を取ったもので、日本では男性型脱毛症と呼ばれています。

有効成分

ザガーロの有効成分はデュタステリドです。

デュタステリドは、フィナステリド、ミノキシジルとともに厚生労働省によって「抜け毛予防効果がある」と認められた有効成分の1つです。

日本皮膚科学会の策定する「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、AGAに対する治療法を最上位のAランク(治療法として行うよう強く勧める)から最低のDランク(行うべきではない)に分類しています。

デュタステリドはフィナステリド、ミノキシジルと並んでAランクの治療法となっています。

ちなみに、デュタステリドとフィナステリドは男性ホルモンのアプローチする治療法のため、女性には適用されません。

ザガーロの働き

ザガーロの働きは、AGAのリスクファクターである5α-リダクターゼの働きを阻害することです。

5α-リダクターゼは男性ホルモンであるテストステロンが、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロンへと変化する際に触媒としての役目を果たします。

ジヒドロテストステロンはアンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容器と結合し、抜け毛の要因となる有害なサイトカインを産生するのです。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があるため、ジヒドロテストステロンの産生を抑制し、抜け毛を防ぐのです。

ちなみに5α-リダクターゼは前頭部や頭頂部に多く分布しているため、ザガーロの服用によって生え際や頭頂部の薄毛を予防・改善することが期待できるのです。

ザガーロの副作用の可能性について

それでは今回のメインテーマである、ザガーロの副作用の可能性について見ていきたいと思います。

医薬品には副作用が付きものですが、ザガーロに関してはどのような副作用が報告されているのでしょう。

男性機能の低下

ザガーロの副作用としてもっともよく知られているのが男性機能の低下です。

男性機能の低下の中には、勃起機能不全や射精障害、リビドー(性欲)の減退や精子量の減少などが含まれています。

ザガーロの国内販売元であるグラクソ・スミスクライン社が出している添付文書によると、国内で行われた長期投与試験において、120例中13例(10.8%)に勃起機能不全が見られ、リビドーの減退が10例(8.3%)に見られたということです。

また射精障害も5例(4.2%)あったということなので、これから子作りを検討している場合、ザガーロの服用は慎重におこなう必要があります。

肝機能障害

ザガーロの重大な副作用として、肝機能障害があげられています。

ただし肝機能障害に関しては国内での発症例がなく、頻度不明となっています。

そもそもザガーロに限らず、化学的に製造された治療薬であればすべて、肝臓への負担をかけることは免れません。

なぜなら、肝臓が人体における解毒機関だからです。

医薬品のほとんどは肝臓で代謝され、「無害化」されて体外へと排出されます。

つまり、人体にとって医薬品は有害物質に過ぎないということです。

そのため、医療用医薬品には医師の処方が必要となるのです。

当院でも定期的に血液検査をおこない、肝臓の数値に気をつけながら、十分に注意した上でザガーロを処方しています。

乳房の女性化

ザガーロの副作用としては、乳房の女性化や乳房の圧痛などもあげられています。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンの産生を抑える働きがあります。

そのため相対的に女性ホルモンの分泌量が増し、このような現象が起こると推察されています。

ただこれに関しても海外でしか報告事例がないため、発症頻度はやはり不明となっています。

初期脱毛

ザガーロの副作用として、初期脱毛があげられるケースもあります。

初期脱毛とはその名の通り、ザガーロの服用を開始してからしばらくすると、一時的に抜け毛の量が増えることを意味します。

ザガーロを服用することで新しい髪の毛が生えてくると、それに押し出されるようにして古くなった弱い毛が抜けおちるのです。

そのため、初期脱毛は副作用というより、むしろザガーロの効果が現れていると考えられます。

ザガーロはプロペシアよりも効果があるって本当?

ザガーロは2016年に販売が開始されたAGA治療薬ですが、2005年に販売が開始されたプロペシアよりも効果が高いとされています。

口コミでもそのような意見が多く見られるようです。

プロペシアの1.6倍の発毛効果

米国皮膚科学会の発表によると、1mgのフィナステリド錠を継続して服用したグループと、0.5mgのデュタステリドを継続して服用したグループとでは、その発毛効果に1.6倍の差が見られたということです。

ザガーロの効果が高い理由

ザガーロの発毛効果が高い理由としては、「半減期が長い」という ことがあげられます。

半減期とは血中の有効成分濃度が半分量になるまでの期間を意味します。

プロペシアの有効成分であるフィナステリドの半減期が6時間から8時間であるのに対し、ザガーロの有効成分であるデュタステリドの半減期は3週間から5週間となっています。

有効成分が長く体内にとどまるため、その分治療効果も高いという訳です。

ただし、有効成分が体内に長くとどまるということは、その分だけ副作用のリスクが高まるということでもあります。

ザガーロの効果をさらに高めるコツ

ザガーロにはプロペシアの1.6倍の発毛効果があるということでしたが、そんなザガーロの効果をさらに高めるためのコツを紹介します。

★継続する

ザガーロの効果を高めるコツとしては、継続して服用するということがあげられます。

ザガーロは飲んだらすぐに髪の毛が生えてくる魔法の薬ではありません。

ザガーロに限ったことではなく、AGA治療薬すべてについて言えることですが、発毛効果を実感したいのであれば、最低でも3ヶ月から半年程度は服用を継続すべきです。

★ミノキシジルと併用する 

ザガーロの効果を上げるコツとしては、ミノキシジルと併用することがあげられます。

ザガーロには基本的に併用禁忌(飲み合わせ)がありませんが、同じような働きをするプロペシアの併用は意味がありません。

一方、ミノキシジルには血管を拡張し、血行を促進する働きがあります。

そのため、ミノキシジルを併用することで、ザガーロの有効成分をより効果的に頭皮へと送り届けられるのです。

ザガーロを服用する方法

ザガーロを服用する場合、原則としてAGA治療専門クリニックを受診することとなります。

なぜなら、ザガーロは医療用医薬品であり、医師の処方が必要となっているからです。

またザガーロはその他のAGA治療薬のように、通販で購入することができませんし、ジェネリック(後発医薬品)も販売されていません。

ザガーロの服用法ですが、1日に1回、決まった時間に飲むようにしましょう。

ザガーロは食事の影響を受けないので、食前に服用しても食後に服用しても構いません。

当院ではザガーロを用いた発毛治療を1ヶ月あたり13,300円からおこなっています。

初診料や再診療、カウンセリング料や血液検査料は無料となっており、なるべく患者さんに負担をかけず、治療に集中していただいています。

まとめ

ザガーロには副作用のリスクがありますが、それはどのような治療薬に関しても言えることです。

無闇に副作用を恐れるのではなく、副作用の可能性を理解し、気をつけながら服用することが肝心です。

当院では定期的に血液検査をおこない、患者さんに安心してAGA治療に臨んで頂いています。

患者さん1人1人に合わせたテーラーメイド治療を提供していますので、薄毛に悩まされている方はぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてください。

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