【医師監修】新薬デュタステリドの効果や副作用について|フィナステリド との違いについて

2019.07.25 更新
新宿AGAメディカルケアクリニック
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デュタステリドは厚生労働省によって、その発毛効果が認められた有効成分の1つです。

AGA治療薬のパイオニアであるプロペシアよりも高い発毛効果があることから、AGAに悩まされている男性にとって明るい材料となっています。

では、デュタステリドとは一体どのような成分なのでしょうか。

またデュタステリドを配合した治療薬にはどんなものがあるのでしょうか。

今回はデュタステリドについて徹底解説したいと思います。

— 目次 —

そもそもデュタステリドとは

それでは早速ですが、そもそもデュタステリドとはどのようなものなのかについて見ていきたいと思います。

またデュタステリドを配合している 代表的なAGA治療薬 も紹介します。

5α-還元酵素トリプル阻害薬

デュタステリドは、難しい言い方をすると5α-還元酵素トリプル阻害薬です。

AGAの原因の1つが 5α-リダクターゼ と呼ばれる還元酵素の一種なのですが、デュタステリドにはその還元酵素の働きを抑制する効果があります。

5α-リダクターゼは、男性ホルモンであるテストステロンが、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロンへと変化する際、触媒としての働きをします。

ジヒドロテストステロンは男性ホルモン受容器であるアンドロゲンレセプターと結合し、抜け毛の原因となる有害なサイトカインである「TGF-Β」を産生します。

つまり、5α-リダクターゼの働きを阻害することによって、ジヒドロテストステロンの産生を抑制し、結果として抜け毛を予防することが可能となるのです。

代表的な治療薬はザガーロ

デュタステリドを配合している代表的なAGA治療薬としてはザガーロがよく知られています。

ザガーロは2016年に発売された比較的新しいAGA治療薬で、それまでのAGA治療薬に比べ、 高い発毛効果 が期待されています。

ポイント

✔AGAの原因の一つの5α-リダクターゼの働きを阻害する

✔結果として抜け毛予防に繋がる

✔主にザガーロに含まれている成分

AGA治療に効果抜群!デュタステリドの効果とは

デュタステリドは厚生労働省によって発毛効果が認められている数少ない有効成分の1つです。

ではデュタステリドには どのような効果 が期待されているのでしょう。

抜け毛予防効果

デュタステリドにはまず、 抜け毛の予防効果 が期待されています。

先ほども少し触れましたが、デュタステリドの働きによって5α-リダクターゼの活動が阻害され、抜け毛のリスクファクターであるTGF-βの産生を阻害できるのです。

発毛効果

ここまでお読み頂いた方の中には、「抜け毛を予防することと発毛することは、イコールではないのでは?」と思われた方もいらっしゃることと思います。

でも心配する必要はありません。

国内外でおこなわれた臨床試験の結果、デュタステリドを配合したザガーロを服用した場合、「髪の毛が増える」というデータが取れています。

これまでのAGA治療薬は、おもに産毛を増やして、それを強くするというものでした。

ところが、ザガーロの場合、はじめから 太くて強い髪の毛が生える というメリットを有しているのです。

ポイント

✔抜け毛予防効果が期待できる

✔発毛効果することもデータで証明されている

【重要】フィナステリドとの違いって?

デュタステリドとよく似た成分に、 フィナステリド と呼ばれる有効成分があります。

フィナステリドを配合した代表的なAGA治療薬がプロペシアで、国内におけるAGA治療薬のパイオニア的存在となっています。

フィナステリドにも5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があり、それによって抜け毛の原因となるTGF-βの産生を抑制することが可能となっています。

実は5α-リダクターゼには、1型と2型の2種類があります。

1型の5α-リダクターゼは全身の皮脂腺に多く分布しており、2型の5α-リダクターゼは前頭部や頭頂部に多く分布しています。

1型の5α-リダクターゼが活発に働く人の場合、皮脂が過剰に分泌され、脂漏性皮膚炎など頭皮環境の悪化を招くリスクが高くなります。

2型の5α-リダクターゼが活発に働く人には前頭部の生え際の後退(いわゆるM字ハゲ)や、頭頂部の薄毛(いわゆるO字ハゲ)を招くリスクが高くなります。

デュタステリドにはフィナステリドに比べて、2型の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果が3倍あるとされています。

デュタステリドが5α-還元酵素 トリプル阻害薬 と呼ばれるのはそのためです。

また1型の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果に関しては、フィナステリドの100倍以上あるとされています。

そのため、フィナステリドよりもデュタステリドの方が、高い発毛効果が期待できるという訳なのです。

ポイント

✔フィナステリドよりもデュタステリドの方が、高い発毛効果が期待できる

✔デュタステリドは、1型の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果がフィンステリドの100倍以上

✔デュタステリドは、2型の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果がフィンステリドの3倍以上

ミノキシジルとの併用で効果UP!

AGA治療をおこなう際、フィナステリドとミノキシジル、デュタステリドとミノキシジルといった具合に、治療薬を併用することで、 治療効果を高める ことが可能となっています。

ミノキシジルとは

ミノキシジルはフィナステリドやデュタステリドと並び、厚生労働省によって発毛効果が認可されている成分の1つです。

ミノキシジルの歴史は意外と古く、1960年の初頭にはアメリカで高血圧の治療薬として用いられていました。

そしてミノキシジルを用いて高血圧の治療をおこなっていた人に、 髪の毛や体毛の増加 が見られたため、AGA治療薬に転用されることとなったのです。

効果UPの理由

ミノキシジルには 血管を拡張し、血行を促進する 働きがあります。

血液は全身に酸素と栄養を運んでいるので、血行が良くなれば栄養状態も向上することとなります。

髪の毛も毛細血管から栄養を受けとって成長するため、頭皮の血行が良くなれば、髪の毛を健全に成長させる環境が整うという訳なのです。

またデュタステリドと併用することによって、血液中のデュタステリドを効果的に頭皮へと送ることが可能となります。

そのため、デュタステリドだけを用いるより、高い発毛効果が期待できるのです。

ポイント

✔主に発毛を促進するミノキシジルと抜け毛を抑制するデュタステリドとの併用がおすすめ

気になるデュタステリドの副作用について

デュタステリドに限った話ではありませんが、化学的に製造された医薬品や有効成分には、必ず副作用のリスクがあります。

とは言うものの、デュタステリドの副作用のリスクは それほど高くありません

副作用について正しく理解して安全に服用しましょう。

男性機能の低下

デュタステリドの副作用としては、 男性機能の低下 があげられています。

男性機能の低下としては、勃起機能不全やリビドー(性欲)の減退、射精障害や精液量の減少といったことがあげられています。

デュタステリドを有効成分として配合している、代表的なAGA治療薬がザガーロです。

そしてザガーロの国内販売元であるグラクソ・スミスクライン社では、ザガーロに関する国際共同試験を実施しています。

その結果、ザガーロを服用した557例中24例(4.3%)に勃起機能不全が見られ、22例(3.9%)にリビドーの減退が見られたということです。

精液量の減少に関しては7例(1.3%)にとどまっています。

肝機能障害

デュタステリドの重大な副作用として肝機能障害があげられています。

ただ、肝機能障害のリスクに関してはなにもデュタステリドに限ったことではありません。

およそ化学的に製造された医薬品や有効成分を服用すれば、すべからく肝臓への負担が増します。

なぜなら、肝臓が 人体における解毒機関 だからです。

デュタステリドによる肝機能障害の報告例は数少ないですが、当院では定期的に血液検査をおこなうことによって、肝機能障害の起こるリスクを徹底して排除しています。

そのため、安心してAGA治療に取り組んで頂けます。

ポイント

✔男性機能(勃起機能不全/性欲/射精障害)の低下の可能性はあるが、5%以下の確率にすぎない

✔副作用の一つに肝機能障害が挙げられるが、極めて低い確率にすぎない

まとめ

デュタステリドはフィナステリドよりも高い発毛効果を持つことから、AGA治療に臨む男性にとって明るい材料となっています。

当院では男性の発毛治療を専門としており、多くの臨床例を持っています。

そのため、1人1人に合ったきめ細かな治療プランを提供することが可能です。

初診料や再診療、カウンセリングや血液検査は無料でおこなっております。

薄毛にお悩みの方はぜひ勇気ある一歩を踏み出してください。

私たちが全力で発毛をサポートしていきます。

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