【医師監修】薄毛治療に使われている治療薬の効果・リスクとは?

2020.01.29 更新
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新宿AGAメディカルケアクリニック
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薄毛は男女に共通の悩みですが、現在では専門のクリニックで治療を受けられるようになっています。

では、クリニックではどんな治療薬で薄毛を改善するのでしょうか。

また、治療薬には副作用のリスクはないのでしょうか。

今回は薄毛の治療薬に迫るとともに、育毛剤との違いについても解説したいと思います。

薄毛を改善するためには原因を知ることが重要

薄毛の治療薬にはどんなものがあるのかを紹介する前に、まずはなぜ薄毛になるのか、その原因を知ることが重要です。

男性だけでなく、女性も薄毛になる可能性があるので要チェックです。

ホルモンバランスの変化は男女ともに薄毛の要因となる

男性だけでなく、女性も薄毛になる可能性がありますが、その要因の1つがホルモンバランスの変化です。

男性に見られる代表的な薄毛がAGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)ですが、AGAは男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が関与していることが分かっています。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンがより強力化したもので、男性ホルモン需要期であるアンドロゲンレセプターと結合し、抜け毛のリスクを増大させます。

女性の場合、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減少することで、薄毛になるリスクが高くなります。

エストロゲンはいわゆる「女性らしさ」を形作るためのホルモンで、分泌量が減少することによって、「女性の命」ともいわれる髪の毛の状態に悪影響を及ぼすのです。

男性の場合は遺伝が原因で薄毛になることもある

先ほど、男性に見られる代表的な薄毛としてAGAの存在があげられていましたが、AGAには遺伝的要因があることも分かっています。

AGAのリスクファクターとしてジヒドロテストステロンの存在がありますが、男性ホルモンのテストステロンがジヒドロテストステロンへと変化する際、5α-リダクターゼと呼ばれる酵素の一種が重要な働きをします。

そのため、遺伝的に5α-リダクターゼが活発に働く遺伝子を持っていると、ジヒドロテストステロンが産生されやすくなり、結果として薄毛のリスクが高くなるのです。

ただ、ジヒドロテストステロンが産生されたとしても、アンドロゲンレセプターと結合しなければ、抜け毛の原因となる有害なサイトカインは産生されません。

実は、アンドロゲンレセプターにも遺伝的要素があります。

遺伝的にアンドロゲンレセプターの感受性が高いと、ジヒドロテストステロンと結合しやすくなるのです。

つまり、遺伝的に5α-リダクターゼの働きが活発で、なおかつアンドロゲンレセプターの感受性が高い場合、AGAを発症する可能性が高くなるという訳なのです。

誤ったヘアケアは男女ともに薄毛のリスクとなる

男性にとっても女性にとっても、誤ったヘアケアは薄毛のリスクファクターとなります。

特に市販のシャンプーには有害な洗浄成分が含まれており、頭皮環境の悪化を招きやすいことが分かっています。

市販のシャンプーの目的はあくまでも頭皮や髪の毛を洗浄することであり、ヘアケアを目的としていません。

ヘアケア目的であれば、アミノ酸系の薬用シャンプーや育毛シャンプーを利用するのがおすすめです。

ポイント

・男女ともホルモンの変化によって薄毛になる可能性がある

・男性は遺伝的要因によってAGAを発症するケースがある

・誤ったヘアケアは男女共通の薄毛のリスクファクター

薄毛の治療薬にはどんなものがある?

それでは今回のメインテーマでもある、薄毛の治療薬について見ていきたいと思います。

また、育毛剤との違いについても解説します。

プロペシアやザガーロなどの抗アンドロゲン薬

男性に見られる代表的な薄毛であるAGAは、抗アンドロゲン薬であるプロペシアやザガーロといった治療薬を用いて改善を図ります。

プロペシアの有効成分であるフィナステリドや、ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があります。

それによって抜け毛のリスクファクターであるジヒドロテストステロンの産生を抑制するのです。

内服タイプと塗り薬タイプの両方があるミノキシジル

ミノキシジルは、フィナステリドやデュタステリドと並び、厚生労働省によって発毛効果を認められている有効成分です。

ただ、ミノキシジルに関しては、塗り薬タイプだけが正式に認可されています。

ただ、薄毛治療を専門としているクリニックでは、内服タイプのミノキシジルも処方しています。

なぜなら、内服タイプのミノキシジルの方が、塗り薬タイプよりも高い発毛効果を期待できるからです。

ミノキシジルには血管を拡張し、血行を促進する働きがあります。

それによって頭皮への血液循環を促進し、髪の毛が健康に育つ環境を整えるのです。

女性の薄毛にはパントガールが用いられることも

女性の薄毛を専門としているクリニックでは、パントガールが処方されるケースもあります。

パントガールはドイツの製薬会社が開発した医薬品で、世界初の女性用発毛剤として知られています。

薄毛の治療薬と育毛剤は何が違うの?

薄毛の治療薬のことを発毛剤と呼ぶケースがあり、育毛剤とよく混同されがちです。

育毛剤は今生えている髪の毛を成長させるためのものであり、薄毛を改善する効果はあまり期待できません。

まだそれほど進行していない薄毛であれば、育毛剤でも改善できるかもしれませんが、確実に改善したいのであれば、やはり薄毛の治療薬を利用した方が効率的です。

ポイント

・AGAの治療には抗アンドロゲン薬やミノキシジルが用いられる

・パントガールは世界初の女性用薄毛治療薬

・育毛剤には治療薬のような発毛効果が期待できない

薄毛の治療薬を使うと副作用の心配はない?

薄毛の治療薬は化学的に開発された成分を含有しているので、必ずと言っていいほど副作用のリスクはともないます

では、どのような副作用の可能性があるのでしょう。

抗アンドロゲン薬による男性機能の低下

プロペシアやザガーロなどの抗アンドロゲン薬は、男性ホルモンのバランスに影響を及ぼす治療薬であるため、人によっては男性機能の低下を訴えるケースがあります。

ただし、その頻度はそれほど高いものではありません。

とはいうものの、これから子作りを考えているような方は、慎重に服用する必要があります。

塗り薬タイプのミノキシジルによる頭皮のかゆみ

塗り薬タイプのミノキシジルは厚生労働省が認可していることもあり、目立った副作用はありません。

ただ、人によっては頭皮にかゆみや赤みを生じたり、アレルギー反応を示したりするケースもあります。

内服タイプのミノキシジルは心臓への負担を増す

内服タイプのミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として用いられていましたが、かえって心臓への負担を増すことが分かり、現在では高血圧の治療薬として用いられることはありません。

AGAの治療に内服タイプのミノキシジルを用いる場合、心臓への負担を考慮に入れる必要があります。

そのため、かならず医師の診断を受けるようにしましょう。

パントガールには目立った副作用の報告例がない

パントガールの成分はビタミンBの一種であるチアミンや、名前の由来となっているパントテン酸カルシウム、システインやケラチンなど、どちらかというとサプリメントに近いものばかりです。

そのため、目立った副作用の報告例はありません。

ポイント

・抗アンドロゲン薬には男性機能低下のリスクがある

・ミノキシジルには頭皮のかゆみや心臓への負担を増すといった副作用の可能性がある

・パントガールにはこれといった副作用の報告例はない

まとめ

薄毛の代表的な治療薬は、プロペシアやザガーロ、ミノキシジルなどAGAの治療薬がほとんどですが、女性用の薄毛治療薬として、世界で初めてパントガールが開発されています。

薄毛の原因は実に様々なので、まずは薄毛の原因を知ることが重要です。

当院では無料のカウンセリングをおこなっていますので、薄毛が気になりだしたら早めにご相談ください。

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