【医師監修】円形脱毛症の治療法は見つかっていない??

2019.12.27 更新
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円形脱毛症は10円ハゲなどと呼ばれる脱毛症で、かつてはストレスが原因となっておこると考えられていました。

最近では免疫の異常によっておこるということがわかってきていますが、いまだにハッキリとした原因はわかっていません。

では、円形脱毛症はどんな人におこりやすいのでしょうか。

また、円形脱毛症を発症した場合、どのようにして治療するのでしょうか。

今回の記事では円形脱毛症について深く掘り下げたいと思います。

円形脱毛症ってどんな疾患なの?

円形脱毛症の治療法について解説する前に、まずは円形脱毛症がどのような疾患なのかについて見ていきたいと思います。

何の予兆もなく突然のように毛髪が抜け落ちる

円形脱毛症の特徴は、何の予兆もなく突然のように毛髪が抜け落ちる点です。

髪の毛の一部が抜け落ちるようなケースもあれば、広い範囲にわたって抜け落ちることもあります。

日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインによると、アメリカの円形脱毛症ガイドラインで、円形脱毛症の重症度をS0からS5の5段階に分類していることが説明されています。

S0が全く抜け毛の見られないレベルで、S1が頭部全体の25%以下に抜け毛が見られるレベルです。

25%刻みでレベルが上昇し、S5になると前頭脱毛に至ります。

円形脱毛症の原因はよくわかっていない

円形脱毛症はそれほど珍しい病気という訳ではないのですが、いまだにハッキリとした原因がよく分かっていません。

かつてはストレスが原因だと考えられていましたが、ストレスと円形脱毛症の発症率との間に、明確な因果関係は認められていません。

現在では、円形脱毛症は自己免疫疾患の一種だと考えられています。

免疫系の異常によって自分の白血球が毛根を攻撃し、それによって髪の毛が抜け落ちると考えられているのです。

ただし、それも円形脱毛症による抜け毛のメカニズムを説明しているに過ぎず、円形脱毛症の原因を解明したわけではありません。

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患を持っている人が、円形脱毛症になりやすい可能性はあります。

またインフルエンザにともなう高熱で円形脱毛症になるケースもあるそうですが、いずれにせよメカニズムはよく分かっていないということです。

老若男女に関係なくだれでも発症する可能性がある

脱毛症というと男性に見られるものと思いがちですが、円形脱毛症に関しては、年齢や性別を問わず、だれにでも起こりうるということです。

ポイント

・円形脱毛症は何の予兆もなく突然起こる

・円形脱毛症が起こる原因はいまだに不明

・円形脱毛症は老若男女を問わず発症する可能性がある

円形脱毛症にはいくつかのタイプがある

一口に円形脱毛症と言っても、症状の表れ方によっていくつかのパターンに分けられています。

大まかに分類すると、以下の3パターンに分けられます。

もっとも一般的な単発性普通型

皆さんが円形脱毛症と聞いた場合、コイン大のハゲができているのをイメージされるのではないでしょうか。

そのようなタイプの円形脱毛症がもっともおおく、単発性普通型の円形脱毛症と呼ばれています。

ほとんどの場合、特に治療をしなくても治ってしまうケースが多いのですが、再発率が高いのも円形脱毛症の特徴です。

コイン大のハゲがいくつかできる多発性普通型

コイン大のハゲが複数個できるような場合、多発性普通型の円形脱毛症と呼んでいます。

いきなり複数個の円形脱毛症が現れることもあれば、単発性普通型の円形脱毛症から移行するケースもあります。

ひどい場合には頭部だけでなく全身に広がることも

円形脱毛症もS5レベルになると、頭部全体の髪の毛が抜け落ちてしまいます。

また、先述のガイドラインによると、円形脱毛症にともなう体毛の抜け落ち方に関しても、B0からB2の3段階に分類しています。

B0は頭部以外の脱毛が見られないレベルで、B1は頭部以外にも一部の体毛が抜け落ちるレベルです。

B2に至ると、全身の体毛も抜け落ちてしまいます。

このような円形脱毛症のことを、全頭型の円形脱毛症とか、汎発型の円形脱毛症と呼んでいます。

ポイント

・円形脱毛症のうちもっとも一般的なのが単発性普通型

・単発性普通型が多発性普通型に移行するケースもある

・ひどい場合には全頭型や汎発型になることも

円形脱毛症の治療法を教えて!

円形脱毛症の原因に関してはハッキリとしたことが分かっていないため、治療も基本的に対症療法が中心となります。

では、どのような治療法があるのでしょう。

抗アレルギー薬やステロイド製剤を利用する

円形脱毛症の治療には、ステロイド製剤を塗布するのが一般的です。

ステロイド製剤によって免疫機能を抑制するのが目的となっています。

また、アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー疾患を持っている人が円形脱毛症になりやすいことから、抗アレルギー薬が用いられることもあります。

頭皮に人工的にかぶれを生じさせる

頭皮に人工的にかぶれを生じさせる「局所免疫用法」をおこなうと、多くの方に発毛効果が見られるとされています。

ただし、厚生労働省が認可する治療法ではないため、健康保険が適用されません。

また局所免疫療法は効果も高いのですが、副作用のリスクも高いとされています。

特にアレルギー疾患を持っている場合、一時的に症状が増悪するケースもあるので注意が必要です。

大量のステロイド製剤を点滴で注入する

抜け毛の範囲が広い場合、大量のステロイド製剤を点滴で注入することもあります。

一時的に免疫力が低下するため、基本的に入院して治療をおこなうこととなります。

あえて治療をしないという選択肢も

最近はあえて円形脱毛症の治療をおこなわないという選択肢も見られるようです。

特に女性の場合、髪の毛が抜け落ちてしまうと、外出するのも憂鬱になります。

そこでよく用いられるのがウィッグです。

ウィッグを付ければ外出を躊躇しなくなりますし、円形脱毛症の女性の中には、おしゃれを楽しむ感覚でウィッグを利用している方もいます。

直接的に円形脱毛症の治療となるわけではありませんが、有害な紫外線から頭皮を守る効果は期待できます。

なにより、患者さんの精神的負担を減らせるのが最大のメリットです。

円形脱毛症の治療には医療費控除が適用される?

円形脱毛症の治療は、健康保険でおこなえるものと、自由診療でおこなうものの2種類があります。

ステロイド製剤を塗布する治療などは健康保険の範囲内でおこなえるため、医療費控除の対象となります。

局所免疫療法は厚生労働省によって認可されていないため、医療費控除の対象外です。

また、日本ではウィッグをおしゃれ用と認識しているため、原則として医療費控除が適用されることはありません。

円形脱毛症の治療はどこで受けられるの?

円形脱毛症の治療は、基本的に皮膚科や形成外科といった病院でおこなわれます。

ただ、円形脱毛症とAGAを併発している場合、当院のようなAGA治療専門のクリニックでも治療が可能です。

ポイント

・円形脱毛症の治療は基本的にステロイド製剤を用いておこなう

・局所免疫療法を選択するケースもある

・あえて治療しないという選択肢も出てきている

まとめ

円形脱毛症は老若男女誰にでも起こりうる脱毛症であり、しかも原因が分からないことから、有効な治療法も確立されていません。

ただ、円形脱毛症のリスクファクターとしてストレスの存在があげられているため、適度のストレスを発散することで、円形脱毛症のリスクを下げられるかもしれません。

当院のようなAGA治療専門のクリニックでは、投薬治療以外にも患者さんの精神面のケアをおこなっていますので、どこに行っていいのか分からないという方は、お気軽にご相談ください。

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