【医師監修】抜け毛予防?フィナステリドの効果とは

2019.12.13 更新
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フィナステリドは、厚生労働省によってその抜け毛予防効果が認められている数少ない有効成分の1つです。

では、フィナステリドにはどのような効果が期待されているのでしょう。

また、フィナステリドには副作用の心配がないのでしょうか。

今回の記事ではフィナステリドの効果や副作用について解説するとともに、フィナステリドの効果を高める方法も紹介したいと思います。

フィナステリドってそもそも何のこと?

それでは早速ですが、フィナステリドとはそもそも何なのかについて解説していきたいと思います。

抗アンドロゲン薬に用いられる有効成分

フィナステリドは専門的にいうと、抗アンドロゲン薬に用いられる有効成分です。

もともとは男性に見られる前立腺肥大症を改善したり、前立腺がんの進行を遷延させたりする目的で用いられていました。

ところが、低用量(1mg/1日)で用いると抜け毛予防効果が見られたことから、男性に見られる代表的な薄毛である、AGAの治療薬として転用されることとなったのです。

フィナステリドは厚生労働省によって抜け毛予防効果があると認められている成分です。

そのような成分は、フィナステリド以外にはデュタステリドとミノキシジルしかありません。

フィナステリドを配合している代表的なAGA治療薬

フィナステリドを配合している代表的なAGA治療薬としては、プロペシアがあげられます。

プロペシアはAGA治療薬のパイオニア的存在で、当院をはじめ多くの治療院で用いられています。

プロペシアは国内での特許期間を終えていることから、製薬会社各社からジェネリック(後発医薬品)が販売されています。

そのため、比較的安価でAGA治療をおこなうことが可能です。

ポイント

・フィナステリドは抗アンドロゲン薬の有効成分

・フィナステリドが主成分の代表的なAGA治療薬がプロペシア

・フィナステリドは厚生労働省によって認可されている成分の1つ

フィナステリドの効果を教えて

フィナステリドは抗アンドロゲン薬に用いられる有効成分ということでしたが、どのような効果が期待されているのでしょうか。

AGAによる抜け毛のメカニズムとは?

フィナステリドの効果について解説する前に、そもそもなぜAGAによって抜け毛が増えるのか、そのメカニズムを知っておくことが重要です。

AGA(Androgenetic Alopecia)は男性型脱毛症のことで、思春期以降に見られる進行型の脱毛症とされています。

AGAのリスクファクターが男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンです。

ジヒドロテストステロンは男性ホルモン受容器と結合し、抜け毛の原因となる有害なサイトカインを産生します。

有害なサイトカインによってヘアサイクル(髪の毛が生え換わる周期)が乱され、そのような毛穴が増えることでAGAが進行してしまうのです。

5α-リダクターゼの働きを阻害し抜け毛を予防

AGAのリスクファクターとしてジヒドロテストステロンの存在があげられていましたが、実は、ジヒドロテストステロンは男性ホルモンであるテストステロンが変化したものなのです。

その変化に際し、5α-リダクターゼが重要な役割を果たします。

そのため、遺伝的に5α-リダクターゼの働きが活発だと、ジヒドロテストステロンが産生されやすくなり、AGA発症のリスクが高くなるのです。

フィナステリドには、5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があります。

そのため、ジヒドロテストステロンの産生が抑止され、抜け毛を予防することができる訳です。

ヘアサイクルを正常化させ発毛を促進

ジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容器と結合することで、有害なサイトカインが産生されます。

有害なサイトカインは退行期を誘発する働きを有しています。

ヘアサイクルは通常、髪の毛の成長期→退行期→休止期→成長期といった具合に巡っており、その大部分を髪の毛の成長期が占めています。

ところが、退行期誘発因子が産生されることで、髪の毛の成長期が短縮されてしまいます。

そのような毛穴が増えることで、徐々に薄毛が進行するのです。

フィナステリドの働きによってジヒドロテストステロンの産生を抑止できれば、有害なサイトカインを産生することもないため、ヘアサイクルを正常化させ、健康な髪の毛を育てることが可能となります。

ポイント

・AGAは5α-リダクターゼが活発に働くことで発症する

・フィナステリドには5α-リダクターゼの働きを阻害する効果がある

・フィナステリドによってヘアサイクルを正常化

・発毛を促進

フィナステリドの副作用にはどんなものがある?

フィナステリドに限ったことではありませんが、化学的に製造された有効成分や医薬品には必ず副作用のリスクがあります。

では、フィナステリドにはどのような副作用のリスクがあるのでしょう。

性欲減退など男性機能の低下

フィナステリドの主な副作用は、性欲減退や勃起機能不全といった男性機能の低下です。

そのため、これから子作りを考えているような場合、フィナステリド錠の服用は慎重におこなった方がよいでしょう。

ただし、フィナステリドを服用しているからといって、胎児に悪影響が及ぶようなことはありません。

また、フィナステリド錠には併用禁忌がないため、ED治療薬を併用することも可能です。

肝臓の機能に悪影響を及ぼす可能性

フィナステリドの重大な副作用として、肝機能障害があげられています。

ただ、肝臓に負担をかけるのはフィナステリドに限ったことではありません。

なぜなら、肝臓は私たちの体内にある解毒機関だからです。

医薬品の有効成分は肝臓で代謝されるので、およそ医薬品を服用した場合、すべからく肝臓に負担をかける結果となるのです。

フィナステリドの副作用はそれほど確率が高くない

フィナステリドにも副作用のリスクがありますが、全体的に見るとそれほど頻度は高くありません。

肝機能障害に至っては国内での発症例がなく、頻度も不明となっています。

ポイント

・フィナステリドの主な副作用は男性機能の低下

・重篤な副作用として肝機能障害があげられている

・フィナステリドの副作用はそれほど頻度が多くない

フィナステリドの効果をアップさせるひと工夫

フィナステリドは代表的なAGA治療薬ですが、積極的に発毛を促進するというより、抜け毛を予防し現状維持を目的として用いられることが多いようです。

では、フィナステリドの効果をさらに高めるにはどうしたらいいのでしょう。

ミノキシジルを併せて利用する

フィナステリドの効果を高める方法の1つとして、ミノキシジルを併用するということがあげられます。

ミノキシジルも厚生労働省によって発毛効果が認められている成分です。

ミノキシジルには血管を拡張し、血行を促進する効果があるほか、発毛シグナルを刺激する働きがあります。

フィナステリドと併用することで、有効成分を効果的に頭皮へ送り届けることが可能となるため、発毛効果アップが期待できるのです。

発毛メソセラピーを併せておこなう

フィナステリドと発毛メソセラピーを併せておこなうのも、フィナステリドの効果を高めることにつながります。

発毛メソセラピーは頭皮下に直接グロースファクター(髪の毛の成長因子)を注入する治療法で、高い発毛効果が期待されています。

発毛メソセラピーによって発毛を促進し、フィナステリドによって抜け毛を予防することによって、より効率的にAGAを改善することが期待できます。

フィナステリドの効果が実感しづらい場合の対処法

フィナステリドの効果が実感しづらい場合、デュタステリド錠を服用するという手があります。

デュタステリドはフィナステリドと同じような働きを持つのですが、発毛効果はフィナステリドよりも高いとされています。

デュタステリドを配合するAGA治療薬としてはザガーロがよく知られています。

ただし、ザガーロは比較的新しい治療薬なので、プロペシアのようなジェネリックがありません。

そのため、薬価が比較的高額になるのがネックです。

ポイント

・フィナステリドとミノキシジルの併用で発毛効果アップ

・発毛メソセラピーを併せておこなうもの効率的

・フィナステリドの効果が実感しづらい場合はデュタステリドを試してみる

まとめ

フィナステリドは副作用のリスクが比較的低く、AGAの治療によく用いられています。

当院ではミノキシジルと併用したり、発毛メソセラピーを併せておこなったりすることで、高い発毛効果を実現しています。

AGA治療は継続することが大事なので、費用の面で不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そのような方はぜひ無料カウンセリングを受けて頂いて、自分に合った治療プランをお選びください。

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