【医師監修】初期脱毛ってどんな症状なの?対策法と原因について

2019.08.01 更新
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新宿AGAメディカルケアクリニック
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AGA治療薬の服用を始めた人の中には、一時的に抜け毛の量が増える人もいます。

薄毛の治療をおこなっているはずなのに、なぜ抜け毛の量が増えるのでしょうか。

今回はAGA治療の際に見られる初期脱毛のメカニズムについて解説するとともに、AGA治療薬の効果と副作用、初期脱毛が見られる場合の対策法などについて紹介します。

— 目次 —

初期脱毛ってなに?

それでは早速ですが、初期脱毛とはどのような現象なのかについて見ていきたいと思います。

薄毛治療をしているはずなのに、なぜ抜け毛が増えるのでしょう。

AGA治療の初期に見られる抜け毛

初期脱毛は、AGA治療をおこなっている際に見られる、一時的な抜け毛の量の増加現象です。

個人差や時期による変動などはありますが、髪の毛は1日に平均すると50本から100本程度抜けるとされています。

ところがAGA治療を開始すると、平均よりもかなり多くの抜け毛が見られるケースもあり、そのことを初期脱毛と呼んでいるのです。

初期脱毛の期間

初期脱毛は、AGAの治療を開始してから1ヶ月ほどで見られることが多いようです。

ただ、まったく初期脱毛が見られない人もいれば、初期脱毛にともなう抜け毛の量が多い人もいます。

通常、初期脱毛が始まってから2ヶ月、遅くても3ヶ月で抜け毛はストップすることが多いですが、人によっては3ヶ月以上抜け毛が続くケースもあります。

ポイント

✔初期脱毛はAGA治療の初期に見られる一時的な抜け毛の量の増加現象

✔初期脱毛はAGA治療を開始してから1ヶ月ほどで起こる

✔初期脱毛がないケースもあれば、抜け毛の量が多いケースもある

有効成分の作用機序と初期脱毛

初期脱毛は、AGA治療薬の服用にともなって起こることが多いです。

では、AGA治療薬の有効成分の作用機序と、初期脱毛との関係性について検証したいと思います。

抗アンドロゲン薬と初期脱毛

抗アンドロゲン薬とは、男性ホルモンの働きにアプローチする治療薬のことを指します。

AGAに対する抗アンドロゲン薬としては、プロペシアとザガーロがよく知られています。

AGAのリスクファクターとして、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)があげられます。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモン受容器であるアンドロゲンレセプターと結合し、抜け毛の原因となる有害なサイトカインを産生します。

プロペシアの有効成分であるフィナステリドと、ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、ジヒドロテストステロンの産生を抑制する効果があります。

そのことから、抗アンドロゲン薬と呼ばれているのです。

つまり、抗アンドロゲン薬の働きによってジヒドロテストステロンの産生が抑制されれば、抜け毛を予防することが可能となるわけです。

このことから考えても、抗アンドロゲン薬によって抜け毛が起こっているとは考えにくいです。

ミノキシジルと初期脱毛

ミノキシジルはフィナステリドやデュタステリドと並び、厚生労働省によって発毛効果が認められている数少ない有効成分の1つです。

ミノキシジルには血管を拡張し、血行を促進する働きがあります。

血液は全身に酸素と栄養を運んでいるため、ミノキシジルの働きによって頭皮への血流が増せば、発毛を促すための環境が整えられるのです。

ミノキシジルのこの働きから考えた場合、やはりミノキシジルによって抜け毛が起こっているとは考えにくいです。

ポイント

✔抗アンドロゲン薬には抜け毛を予防する効果がある

✔ミノキシジルには発毛環境を整える効果がある

✔初期脱毛がAGA治療薬の副作用とは考えにくい

初期脱毛の本当の原因はヘアサイクル

AGAの治療薬によって抜け毛が増えるのではないとしたら、何が初期脱毛の原因なのでしょう。

実は、初期脱毛はヘアサイクルと関わっているのです。

ヘアサイクルとは?

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期を意味します。

ヘアサイクルは通常、髪の毛の成長期→退行期→休止期→成長期といった具合にサイクルします。

ヘアサイクルのうち、ほとんどは髪の毛の成長期が占めています。

およそ2年から6年かけて髪の毛は成長し、2週間の退行期を迎えます。

その後、3ヶ月ほどかけて髪の毛が抜けおちます。

AGAを発症している場合、ジヒドロテストステロンとアンドロゲンレセプターが結合することで、有害なサイトカインの一種である「TGF-β」を産生します。

TGF-βは「退行期誘発因子」とも呼ばれており、髪の毛の成長期を短縮し、退行期を早く訪れさせます。

それによってヘアサイクルの周期が徐々に短くなる訳です。

そして、そのような毛穴が増えることによって、徐々に薄毛が目立つようになるのです。

初期脱毛とヘアサイクルの関係

結論から言うと、初期脱毛はAGA治療薬の副作用ではありません。

それどころか、AGA治療薬がちゃんと効いていることの証左でもあります。

AGA治療薬によってヘアサイクルの周期が整ってくると、新しい髪の毛が生え始めます。

その新しい髪の毛に押し出されるようにして、古くなった髪の毛が抜けおちるという訳なのです。

一時的に抜け毛が増えると心配になりますが、裏を返せば新しい髪の毛が生えてきているという訳なのです。

これがAGA治療薬服用にともなう初期脱毛のメカニズムなので、基本的には経過を見守ればよいでしょう。

ポイント

✔ヘアサイクルは髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期のこと

✔AGAによってヘアサイクルが乱れ抜け毛が増える

✔AGA治療薬による一時的な抜け毛の増加は治療効果の裏返し

初期脱毛が見られる場合の対策法

初期脱毛に関するメカニズムが分かったとしても、やはり抜け毛の量が増えると心配になるものです。

では、初期脱毛が見られる場合、どのように対策すればよいのでしょう。

クリニックを受診する

初期脱毛が心配な場合、AGA治療専門のクリニックを受診するのが一番です。

抜け毛が精神的なストレスになると、かえってAGAの進行を速めかねません。

AGA治療専門のクリニックでは、患者さんの抜け毛がAGAによるものなのか、初期脱毛によるものなのかを判断することが可能です。

初期脱毛にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

ポイント

✔初期脱毛が心配ならAGA治療専門のクリニックを受診するのが一番

まとめ

AGA治療を始めたのに抜け毛が増えると心配になってしまいますが、基本的に初期脱毛はAGA治療の成果だということです。

そのため、経過を見守ればよいのですが、あまりに抜け毛の量が多かったり、初期脱毛が長く続いたりすると心配になると思います。

そのような時には、当院の無料カウンセリングをご利用ください。

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