【医師監修】多毛症とは|ミノキシジルの副作用で体毛が増えるの!?

2019.08.12 更新
関連タグ:
新宿AGAメディカルケアクリニック
新宿駅西口から徒歩5分あります。一人一人の患者様に合った最適な治療を完全主治医制や、テーラーメイドの治療戦略や完全返金保証など行なっています。

多毛症ってどんな病気?AGA治療薬と多毛症にはどんな関係がある?

多毛症は基本的に女性に特有の疾患ですが、男性であっても多毛症になるケースがあります。

その原因の1つとして、AGA治療薬のミノキシジルがあげられています。

そこで今回は、AGA治療薬であるミノキシジルの効果や副作用、多毛症との関係について詳しく紹介したいと思います。

— 目次 —

そもそも多毛症ってどんな病気なの?

AGA治療薬と多毛症との関係について解説する前に、そもそも多毛症とはどのような病気なのかについて見ていきましょう。

それによって、AGA治療薬と多毛症との関係についての理解が深まると思います。

産毛が硬くなる疾患

多毛症はひとことで言うと、産毛(うぶげ)が硬くなる病気のことを言います。

多毛症という字を見ると、体毛の数が増えることをイメージしがちですが、実際には体毛の数自体が増える訳ではありません。

そうではなく、本来であれば柔らかくて細い体毛が、硬くて太くなってしまうことを意味します。

特に女性の体毛が濃くなることを、多毛症と呼ぶケースが多いようです。

お子さんをお持ちの方の中には、赤ちゃんの産毛の量が多いのに驚いた経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

ただ、赤ちゃんの産毛は通常1年以内になくなるので多毛症ではなく、ほとんど心配する必要はありません。

多毛症の種類

多毛症は大きく分けて、男性型多毛症と、無性毛型多毛症の2つに分類されます。

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

男性型多毛症

男性型多毛症は、男性ホルモンに由来する多毛症ということができます。

男性ホルモンの分泌量が多い男性の場合、胸毛や腕の毛など体毛の濃い傾向が見られます。

一方、女性の場合は女性ホルモンの分泌量が多いため、一般的には男性よりも体毛が薄いものです。

ただ、女性であっても男性ホルモンは分泌されています。

そのため、比較的男性ホルモンの分泌量が多い女性の場合、多毛症を発症するリスクが高くなります。

男性であっても、男性ホルモンの分泌が過剰であれば多毛症になりますが、それを苦にして病院を受診するようなケースは稀です。

無性毛型多毛症

無性毛型多毛症は、通常であっても比較的体毛の濃い場所(腕や胸、口の周り)などに、年齢・性別を問わず、体毛が多く生えているタイプの多毛症です。

多毛症の原因はなに?

多毛症は男性や女性、また年齢を問わず発症する可能性がある疾患ですが、その原因としてはどのようなことがあげられているのでしょうか。

体質的な多毛症

多毛症のもっとも単純な原因が体質です。

遺伝的にヨーロッパや南アジア、中東などの血を引いている場合、体質的な理由で多毛症になるケースがあります。

アンドロゲンの過剰産生による多毛症

アンドロゲンの過剰産生が原因となり、多毛症を発症するケースもあります。

アンドロゲンとは男性ホルモンのことで、男性だけでなく女性にも分泌が見られます。

極めて簡単に説明すると、体毛の濃さは男性ホルモンであるテストステロンやジヒドロテストステロンと、女性ホルモンであるエストロゲンのバランスで決定されます。

男性ホルモンであるテストステロンやジヒドロテストステロンの割合が多い場合、体毛は濃く・太くなります。

一方、女性ホルモンの割合が多い場合、体毛は薄く・細くなります。

そのため、男性・女性を問わず、テストステロンやジヒドロテストステロンの割合が多い場合、体毛が濃くなってしまうという訳なのです。

副腎や卵巣の異常

女性に見られる多毛症の中には、副腎や卵巣の異常によって引き起こされるものもあります。

卵巣や副腎の疾患によって男性ホルモンの分泌量が増え、結果として体毛が濃くなるケースがそれにあたります。

ポイント

✔︎多毛症は産毛が硬くなる疾患

✔︎体毛の量が増える訳ではない

✔︎体質や病気が原因で多毛症を発症する

AGA治療薬のミノキシジルで多毛症になる?

AGAは男性に見られる代表的な脱毛症である「男性型脱毛症」のことですが、AGA治療薬であるミノキシジルを服用した場合、体毛が濃くなるケースも見られるということです。

では、ミノキシジルとはどのような医薬品なのでしょう。

ミノキシジルってどんな治療薬?

ミノキシジルと多毛症との関係について知るためには、そもそもミノキシジルがどのような医薬品で、どのような作用を持つのかについて知っておく必要があります。

もともとは高血圧の治療薬

ミノキシジルの歴史は意外と古く、1960年代にはアメリカで高血圧の治療薬として用いられていました。

その後、ミノキシジルを服用していた人の多くに発毛効果が見られたことから、発毛剤として転用されることとなったのです。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルには血管を拡張して、血行を促進する効果があります。

血液には酸素や栄養が含まれていますが、ミノキシジルによって血行が促進されれば、局所の栄養状態も改善されることとなります。

ミノキシジルの効果によって頭皮の血流が改善されれば、髪の毛が健康に育つ「土壌」を整えることができるという訳なのです。

ポイント

✔︎ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬

✔︎ミノキシジルには血管を拡張する効果がある

✔︎ミノキシジルを用いることで頭皮環境が改善できる

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルのような医療用医薬品には、期待される効果の他に、副作用のリスクもあります。

では、ミノキシジルにはどのような副作用の可能性があるのでしょう。

頭皮のかゆみや赤みが一般的

塗り薬タイプのミノキシジルには副作用がほとんどないのですが、人によっては頭皮にかゆみや赤みが出るケースもあります。

めまいやふらつきが出るケースも

当院のようなAGA治療専門のクリニックでは、内服タイプのミノキシジルを用いてAGA治療に臨んでいます。

内服タイプのミノキシジルの方が、塗り薬タイプのミノキシジルよりも高い発毛効果を期待できるからです。

人によってはミノキシジルを服用することで、めまいやふらつきを訴えるようなケースもあります。

心臓への負担が増すリスクもある

また、ミノキシジルの降圧効果によって、かえって心臓への負担を増すというリスクもあります。

そのため、現在ではミノキシジルを高血圧の治療薬として用いることはありません。

ポイント

✔︎塗り薬タイプのミノキシジルは副作用のリスクが少ない

✔︎まれに頭皮のかゆみや赤味が出ることもある

✔︎内服タイプのミノキシジルは心臓への負担を増す

ミノキシジルと多毛症との関係

それでは今回のメインテーマでもある、ミノキシジルと多毛症との関係について見ていきたいと思います。

なぜミノキシジルを服用すると、体毛が濃くなるのでしょう。

またどのように治療すればよいのでしょう。

ミノキシジルで体毛が濃くなる理由

ミノキシジルで体毛が濃くなる理由は、全身の血液状態がよくなるからです。

塗り薬タイプのミノキシジルであれば、その効果を頭皮に限局することが可能ですが、内服タイプのミノキシジルの場合、その効果が全身の及ぶため、結果として全身の体毛が濃くなるのです。

ミノキシジルによる多毛症は副作用なの?

結論から言うと、ミノキシジルによる多毛症は副作用ではなく、むしろミノキシジルによる症状改善の表れと言えます。

ただ、副作用を望まない効果と解釈するのであれば、多毛症がミノキシジルの副作用と言えなくもありません。

ミノキシジルによる多毛症の治療法は?

ミノキシジルの服用によって体毛が濃くなるのを避けたいのであれば、塗り薬タイプのミノキシジルを利用するとよいでしょう。

また、ミノキシジル以外で抜け毛予防効果があると認可されているフィナステリド錠やデュタステリド錠を利用するのも良いでしょう。

ただし、フィナステリド錠やデュタステリド錠を服用できるのは男性に限ります。

ポイント

✔︎内服タイプのミノキシジルは全身の血行を促進する

✔︎ミノキシジルによる多毛症は治療効果でもある

✔︎多毛症を避けたいのであれば塗り薬タイプのミノキシジルを利用する

無料カウンセリングはこちら

まとめ

多毛症は基本的に女性の体毛が濃くなる疾患のことを言いますが、内服タイプのミノキシジルを服用した場合、それと同じような症状が出るケースもあります。

発毛効果は得たいものの、体毛が濃くなるのは避けたいという場合、塗り薬タイプのミノキシジルや、他のAGA治療薬を利用する手もあります。

AGA治療にともなう多毛症が心配な方は、当院の無料カウンセリングで是非ご相談ください。

お問い合わせ
無料でカウンセリング受付中

この記事に関連する記事